
面白い奇跡の日々-こどもたち編02-
大晦日に秋田県から遊びにくる友達夫婦と一緒にスキーがしたい!(長男小六)
スノボーを教えてもらいたい!(長女高一)→友達夫がインストラクター
そして、その友達夫婦が大好きな次女。(小二)
この3人とわたしで、大晦日にスキースノボーで遊ぶと決めた。
その計画実行のために
スキースノボーを中古でゲットすると決めてでかけたわたし達。
そして、中古屋で1時間ほど迷いに迷いながら探していたところ、
試着をはじめた次女におじいさんが近づいてきた。
80歳くらいで背は低いが骨太な体つき。
”白馬のね家にねあるんだよ君たちくらいの背丈にちょうどいいものが。そこは親戚の家でね。”
長男と次女を見ながら、ちょうどこのくらいの子達の。と話す。
わたしはそのおじいちゃんが話しはじめたことを聞きながら、うっすら、、
もしかしたら、、この中古屋さんより
程度の良いものがあるのかもしれない。そう感じはじめていた。
同時に懐かしさを覚えていた。
”いついくの?”きかれて”大晦日です。”と答えた。
”うむ。間に合うといいんだけど、今夜は大雪だね”そうおじいさんが言った。
ちょうど、クリスマス前だったこの日。
わたしは、本物のサンタクロースがきた!と、感じ始めた。
最後に、連絡先を交換するために名刺を手渡したところ、
おじいさんが”あったかなー”とポケットを探り、すこしシワがよった名刺を手渡してくれた。
そこにあったのは、名刺サイズの用紙に、判子でつくられた名前・住所・電話番号が赤インクで押されていた。
その名刺を見た瞬間。
わたしは、タイムトリップした。
小学生のころ、友達に誘われて通い始めた日曜日の教会学校。
そこには、学区をこえた小学生たちが集まって、讃美歌を歌ったり、劇をしたり、先生を囲んでお話をきいたり。学校とは違った雰囲気や、オルガンの音色に惹かれて、しばらく通っていた場所。
そこに1人、英語が得意で、ざっくばらんな男のおじいちゃん先生がいた。
わたしは、小学校卒業を期に、教会学校も通わなくなったのだが、
大学生になって、困難を感じていた時期、この先生に、会いに行った。
この先生は、わたしが芸術の道を歩むことをこころから賛成して応援し続けてくれた。
その先生との文通は今でも、捨てられない。
その先生がかならず、ハガキに押していた。名前・住所・電話番号の赤インクで押された判子と
同じデザインだった。
つづく。